写真はニューヨークのKitonでの展示風景です。本文で振り返るGalaxy Dinerや、渡米初日の様子を撮影したものではありません。
作品を携えたニューヨークへの旅。その記憶は、展示会場の中だけにあるわけではありません。到着後の朝に入った一軒のダイナーも、橋野浩行にとって印象に残る場面となりました。
今回は、9番街46丁目のGalaxy Dinerで迎えた朝を振り返ります。作品の説明から少し離れて、作り手が異国で触れた日常の一場面をご紹介します。
作品と荷物を整え、朝の街へ
ニューヨークに到着した橋野たちは、ホテルで作品と荷物を整理した後、朝食へ向かいました。展示を前に、持参したものを整える時間。その合間に入ったのが、Galaxy Dinerです。
作品を見せるために訪れた街で、まず体験したのは食事の時間でした。旅の大きな目的とは別に、こうした何気ない出来事も、訪れた場所の印象を形づくっていきます。
蜂蜜、バター、ジャムが並ぶテーブル
席に着くと、店員が蜂蜜やバター、ジャムをテーブルに並べました。食事そのものだけでなく、その出し方も印象に残っています。
展示では、自分の作品を相手へ伝える側になる橋野。この朝は、初めての街のもてなしを受け取る側でした。会場へ向かう前に触れた、ニューヨークの日常です。
大きなパンケーキと、繰り返し注がれるコーヒー
運ばれてきたのは、皿からはみ出しそうな大きなパンケーキ。そしてコーヒーは何度も注がれました。その量感と気前のよさに圧倒された朝は、旅の記憶として残っています。
木の作品を携えた旅を振り返るとき、展示の成果だけでなく、こうした一皿の記憶も欠かせません。作り手の歩みは、作品を制作する工房の中と、作品を届ける先の両方に続いています。
写真で見る、ニューヨークでの展示風景
このページの写真は、別の場面としてご紹介するKitonでの展示風景です。明るい店内に服や生地が並び、アートフォルムの靴べらと木製スタンドも置かれています。工房や白い背景の商品写真とは違い、空間の中での作品の大きさや佇まいをご覧いただけます。
ダイナーの朝と店舗での展示は異なる場面ですが、どちらもニューヨークとアートフォルムの関わりを伝える入り口です。旅の話から作り手を知り、写真から作品の形に目を向けていただければ幸いです。
ARTFORME COLLECTION
暮らしの中に置く、木の靴べら
公式ストアでは、アートフォルムの靴べらの形や寸法をご紹介しています。展示写真とは別に、各商品の写真と仕様を確かめながらご覧ください。
